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普通、74式と言えば74式戦車である。しかし、73式大型・中型・小型トラックのトリオに
遅れること僅か1年、今回の主役「特大型トラック」も74式なのである。
74式特大型トラック、そんな地味なヤツである。 なお、73大型→3t半の例に漏れず、74式特大型トラックも近年の調達車両は 7tトラックに制式名称が変更されているようだが、ここでは敬意を込めて74特大 と呼んでみたい。一部では「ロング」などと呼ぶ声もあるようだが、 そんな軽薄な愛称は73式大型トラック(長)にくれてやる。特大の特は「特別」の「特」なのである。 | |
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あの一件で陸自を恐怖のズンドコに墜としこんだのは、 73式のパジェロやジープよりもむしろ、こちら(74特大)の占める割合が高かったのでは なかろうかと邪推してみるが、真相はわからない。 話がそれたが、この基本形74特大は3t半のようにどこに行っても見られるという訳ではなく、 主として各師団・旅団の輸送隊や一部の施設科部隊にのみ配備されているようで、 キャブの形状も一般市場に出回る車に併せて、年代により種類がある。 |
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施設科の81式自走架柱橋。 荷台に−←(橋桁)と、|←橋脚が折畳んで積まれており、 使用すると¬←こんな感じの橋の1スパンが完成する。積み卸しも自動で、何セットか 繋いで長い橋を架けることも可能だそうである。 当然、¬←橋の部分が自走するはずもなく、74特大を基にした車両に乗せて移動する。 積み卸しが自動なもんで、「自走」などという名前が付いているのであろうか。 |
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92式浮橋 2000年9月1日に東京都知事の肝いりで?実施されたビッグレスキューの時、 荒川かどこかに長い橋を架けていたのがこれである。 浮橋の名が示すとおりに、M字形に折畳んで荷台に乗せたフロートを川に浮かべて 広げて、いくつか繋げて使用する。 もちろん、自走できるのは74特大のおかげである。 |
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← 空自の地対空ミサイル、いわゆるペトリオット。 ・・・・て、これは牽引車の範疇だわなぁ。 74特大の範囲からは外れるのでパス。でも三菱 |
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泣く子も黙る88式地対艦ミサイル。荷台の土管から発射された |
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↑ FH-70を牽引する、その名も「中砲牽引車」。右は拡大図(2両重なって走っているところなので 若干見にくいところは勘弁ねがいたい。) 自走砲が配備されていない北海道以外の特科部隊に行けば、どこにでも転がっている代物である。 「牽引車」とは言うものの、各種セミトレーラーの牽引車とは異なり、 写真では幌が外されているが、きちんと荷台を備えており、砲の操作をする人達は、この車両で 移動するのではなかろうか、と推察される。 74式特大型トラック作業装置(クレーン)付きとか呼びたくなる車である。 ちなみに中砲というのは、FH-70の口径が155mmだからだと思っているのだが、どうだろう。 203mmが牽引砲の時代がどうだったのかは知らない。
と言うことで、車両紹介のはずなのに気がつけば装備品(上物)の紹介になってしまう、 影が薄い?74式特大型トラックであるが、もちろん、ファミリー車体がこれだけという訳ではない。 だいたい、観閲式だとか総火演などというものは華のある正面装備のお祭りなので、 本来が裏方である3t半やら74特大が人目にふれることはあまりないのである。 しかしながら、ここで90戦車やら89FVだとか、他の所でも紹介しているようなものを出しても あまり意味が無いように思われるので、敢えて、天の邪鬼として、観閲式に登場した 3t半と74特大のファミリー車体に目を向けてみた。 偶然にここを見て、こういった車両に少しでも興味を持ったという人がいるのなら、 目的の大半は果たせたというものだ。
さて いや、そのつもりだったんだけど・・・ | |